三重県とKDDI、災害発生時における
船舶型基地局の設置に関する連携協定を締結
~災害時の迅速なauエリア復旧体制を構築~
KDDI株式会社
2023年12月22日
KDDIは2023年12月22日、災害時の迅速なauエリア復旧体制を構築するため、三重県(知事:一見 勝之、以下 三重県)と、災害発生時における船舶型基地局の設置に関する連携協定(以下 本協定)を締結しました。
本協定を通じて、2023年度末を目途に、三重県が新造し三重県立水産高等学校(所在地:三重県志摩市、校長:向井 英規)が実習用として運航する船舶「しろちどり」を、災害時に活用する船舶型基地局として運用開始します。船舶型基地局は、災害時に船の上に設置されている基地局から、島や沿岸部に向かって電波を発射することでエリア復旧に努めるものです。
KDDIは今後も、お客さまに安心・安全に携帯電話を利用いただけるよう、災害時の通信確保に取り組んでいきます。
<災害時のエリア復旧に用いる既存の船舶型基地局>
<実習船「しろちどり」(※1)>
■主な連携内容
- 災害発生時における「しろちどり」の有効活用(船舶型基地局の設置および運用)
- KDDIの災害用物資の搬送(Wi-Fiスポット、充電スポット、水、非常食、可搬型基地局などの災害復旧に用いる機材など)
- 災害発生時における船舶型基地局活用についての定期的な訓練の実施
(参考)
■これまでの取り組みについて
- 2019年9月15日 KDDIニュースリリース
令和元年台風15号の影響に伴い「船舶型基地局」の運用を実施 - 2018年9月8日 KDDIニュースリリース
平成30年北海道胆振東部地震に伴い 日本初「船舶型基地局」の運用を開始 - 2017年2月23日 KDDIニュースリリース
災害時等における船舶型基地局の実践配備について - 海上から被災地の通信を支援する! 日本初『船舶型基地局』の舞台裏