長野県飯田市、KDDI、バイオーム、市民参加型の生物生息状況調査を開始
長野県飯田市
KDDI株式会社
株式会社バイオーム
2024年7月12日
長野県飯田市(市長:佐藤 健、以下 飯田市)とKDDI株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:髙橋 誠、以下 KDDI)、株式会社バイオーム(本社:京都府京都市、代表取締役:藤木 庄五郎、以下 バイオーム)は2024年7月15日から、スマートフォンアプリ「Biome」を活用し、飯田市内の生物生息状況を調査する「いきもの大調査 in いいだ(以下 本取り組み)」を、飯田市民を対象に開始します。長野県内の自治体が主催するイベントとしては初めての「Biome」を活用した取り組みです。
環境の保全と環境教育の推進に取り組む飯田市、生物情報を可視化できるプラットフォームを持つバイオーム、「KDDI Green Partners Fund(※1)」を通じてバイオームに出資し、自治体DXなどの取り組みを通じて飯田市のデジタル化を支援しているKDDIは、本取り組みにより、身近に生息する生き物を楽しみながら探すことを通じて、よりいっそうの環境保全推進を目指します。
■本取り組みについて
1. 概要
「Biome」アプリ内にて参加登録を行い、飯田市内で発見した野生の動植物の写真を撮影しアプリに投稿していただきます。10種の生き物を投稿すると達成となり、アンケートに回答いただいた方の中から、抽選で素敵な賞品をプレゼントします。
2. 詳細
■いきものコレクションアプリ「Biome」について
生物の分布状況を把握し、生物多様性保全の基盤情報として活用していくために開発されたスマートフォン向け無料アプリケーションです。日本国内のほぼ全種(約10万種)の動植物を収録し、最新の名前判定AIによって、ユーザーが撮影した画像から生物の名前を判定します。図鑑・地図・SNS・クエストなど、ゲーム感覚で楽しめる仕掛けが充実しており、「いきものを見つける」という体験をより楽しく、より身近にしてくれます。これまで、全国の約95万人以上のユーザーの手で700万件以上の生物データが投稿され、蓄積されてきました。これらのデータは、要望に応じて環境保護団体や研究機関などに提供されています。