帯広農業高校で「農業経営人財を育てる」未来人財育成プログラムを開始
~出資先のYUIMEと連携し、地域と農業の未来を創る~
KDDI株式会社
2025年1月31日
KDDIは、未来人財育成の取り組みの一環として、北海道帯広農業高等学校(以下 帯広農業高校)において「農業経営人財を育てる」プログラム(以下、本プログラム)を2025年1月から開始しました。
本プログラムは、「KDDI Regional Initiatives Fund 1号」(運営者:グローバル・ブレイン株式会社、以下 KRIF1号)出資先であるYUIME株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:上野 耕平、以下 YUIME)と連携して実施し、学生が農業経営に必要なスキルや知識を身につけるとともに、地域社会の課題解決に貢献できる人財となることを目指します(※1)。
<過去授業の様子>
■背景
KDDIはこれまで、自治体や教育機関などと連携し、地域の未来人財育成に関する取り組みを幅広く推進してきました。YUIMEは農林水産省の補助事業「農業の魅力発信コンソーシアム(※2)」に参画しており、帯広農業高校において若手農家を招き、「職業としての農業」の魅力を伝えるためのさまざまな授業を企画・実施してきた実績があります。両社が連携しノウハウを活用することで、農業経営において活躍できる人財の育成を目指します。さらに、学生が就農を含む多様なキャリアの可能性に気づき、選択肢を広げる機会を提供することで、地域の未来を担う人財育成を支援していきます。
■本プログラムについて
1. 目的
本プログラムでは、帯広農業高校の学生が地域企業の課題解決に取り組みながら、新たなビジネスの創出を目指します。これにより、「農業従事者」の育成を超え、日本の農業を支え考える力を持つ「農業経営人財」を育てることを目的としています。
2. 実施内容
帯広農業高校の学生に全6回のオンラインおよび対面の講義を実施し、最終的に学生が考えたアイデアを地域企業に対してプレゼンテーションします。
2025年度以降は、考えたアイデアの商品化や事業化も視野に入れた活動を進めていく予定です。
<プログラムスケジュール(予定)>