KDDI小室用地を埼玉県および伊奈町に譲渡

2013年7月11日

KDDIは、埼玉県が進めている優れた自然や貴重な歴史的環境を後世に残すための緑地保全活動「さいたま緑のトラスト運動」の趣旨に賛同し、KDDI小室用地 (埼玉県北足立郡伊奈町) の一部 (約4.3ha) を、2014年夏を目途に、埼玉県および伊奈町に譲渡します。これに先立ち、7月11日 (木)、KDDIと埼玉県および伊奈町は、「伊奈町小室無線山の緑地保全に関する覚書」を締結しました。

KDDI小室用地は、1993年より国際短波通信の受信所として運用を開始し、戦後の通信分野において大きな貢献を果たしたのち、通信技術の革新が進む中で1987年に事業所を閉鎖しており、以降は遊休地となっていました。

埼玉県は伊奈町の小室地区を「無線山・KDDIの森」に指定しており、今般の覚書により、譲渡後も官民連携により森林緑地の保全活動を継続することを定めています。

KDDIは今後も地元住民の皆さまとともに積極的に森林緑地の保全活動に参加していきます。

写真: 覚書に署名するKDDI 総務・人事本部 本部長 村本伸一

覚書に署名するKDDI 総務・人事本部 本部長 村本伸一

写真: 覚書を締結した3者

覚書を締結した3者 (右から、伊奈町長 野川和好様、埼玉県知事 上田清司様、KDDI総務・人事本部本部長 村本伸一)