tixeeのチケット販売におけるサーバ負荷抑制技術「スムースアクセスシステム」のトライアルについて
2013年1月31日
「KDDI ∞ Labo」は、同プログラムの支援の一環として2013年2月25日より、Live Styles株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役CEO: 松田晋之介) が提供する「電子もぎり」入場システムを活用したスマートフォンチケットサービス「tixee」において、KDDI研究所が開発した「スムースアクセスシステム」を活用した新たな受付方式のトライアルを実施します。
「スムースアクセスシステム」は、お客さまの端末からウェブページにアクセスする際、ウェブサーバーの処理能力に基づいて混雑状況を推定することにより、最適な待機時間を算出し、整理券としてお客さまへ通知をする技術です。お客さまは、指定された時間までお待ちいただくことで、ウェブページヘの快適・確実なアクセスが可能となります。
今回、「tixee」に「スムースアクセスシステム」を導入することで、アクセスの集中が予想されるチケットの購入時や、キャンペーンページ・特集ページへのアクセス時でも、お客さまに確実なウェブページへの接続を保証します。また、サービス提供者は、お客さまからの同時大量アクセスがあった場合でも、ウェブページのシステムダウンを心配することなく受付処理を実現できます。
今後も「KDDI ∞ Labo」は、革新的なインターネットサービスのアイデアを有するスタートアップ企業やエンジニアを支援します。
図1: スムースアクセスの仕組み
〈スムースアクセスシステムによる制御なし〉
〈スムースアクセスシステムによる制御あり〉
図2: tixeeにおける購入画面遷移イメージ