KDDI Open Innovation Fund 3号、XRの制作・配信プラットフォーム運営のPsychic VR Labに出資
2021年2月26日
KDDI株式会社
KDDIは、有望なベンチャー企業との新たな事業共創を目的とした、「KDDI Open Innovation Fund 3号」(運営者: グローバル・ブレイン株式会社、以下 KOIF3号) を通じて、2021年2月8日にVR・AR・MRなどのXRコンテンツをWebブラウザで制作・配信できるプラットフォーム「STYLY」を運営する株式会社Psychic (サイキック) VR Lab (本社: 東京都新宿区、代表取締役: 山口 征浩、以下 Psychic VR Lab) に出資しました。
Psychic VR Labは、XRコンテンツ制作ツールの無料提供や、Webブラウザだけで制作・配信できるクリエイティブプラットフォーム「STYLY」の提供を通じ、すべてのアーティストがXRコンテンツを制作できる環境の実現と、アート、ファッションからライフスタイルに関わるインターフェイスのXR化を推進しています。さらに、Psychic VR LabはKDDIとともに、「渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト」での「バーチャル渋谷」MRコンテンツや、コンセプトショップ「GINZA 456 Created by KDDI」でのARクリスマスツリーなど、さまざまなXRコンテンツを共同で企画・開発しています。
本出資によりKDDIは、Psychic VR LabのXR技術をKDDIのXR関連事業で積極的に利用することで、「STYLY」プラットフォームの拡大を支援するほか、Psychic VR Labと共同でXRによる都市空間のメディア化など、XRを活用した新規事業の開発を推進します。
KDDIは、"お客さまに一番身近に感じてもらえる会社"として、有望なスタートアップ企業への出資を通じたビジネス共創を促進し、お客さまやパートナー企業さまとともに、新しいビジネスモデルを創造していきます。
MUGENLABO Magazine
「都市空間XRメディア化とは - Psychic VR Lab」
(参考)
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- ■XRクリエイティブプラットフォーム「STYLY」
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「STYLY」は、アーティストに空間表現の場を提供するVR・AR・MRクリエイティブプラットフォームです。「STYLY」には、ファッションや音楽、映像、グラフィックなど、現代のカルチャーを体現する世界中のアーティストやクリエイターが作成した個性豊かな10,000点以上のXRコンテンツが投稿され、Webブラウザや「STYLY Mobile」アプリを通じ、XRコンテンツを簡単に体感できます。
STYLY Official Site
STYLY GALLERYSTYLY Mobile
Google Play
App Store
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- ■Psychic VR Labの概要
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- 2. KDDI Open Innovation Fundについて
- KDDI Open Innovation Fundは、ベンチャー企業を広く支援するコーポレートベンチャーファンドです。現在活動している「KDDI Open Innovation Fund 3号」は、運用総額約200億円規模で、エンターテイメント、ホーム、IoT、ビッグデータ、フィンテックなどを注力分野としています。