KDDI Open Innovation Fund3号、インドネシアでスマートシティプラットフォームを提供するPT Qlue Performa Indonesiaへ出資
2021年6月1日
KDDI株式会社
KDDIは、有望なベンチャー企業との新たな事業共創を目的とした、「KDDI Open Innovation Fund 3号」(運営者: グローバル・ブレイン株式会社、以下 KOIF3号) を通じて、スマートシティプラットフォームを提供するPT Qlue Performa Indonesia (本社: インドネシア、CEO: RaMa Raditya、以下 Qlue) に出資しました。
インドネシアは、広大な国土と世界第4位の人口を抱える急速な経済成長を続ける一方で、都市インフラの未整備により、災害や不法行為の頻発という課題を抱えています。
Qlueは、AIやIoTなどの先進技術の活用により、インドネシアにおける都市インフラの課題検知、分析、解決をワンストップで中央管理できるスマートシティプラットフォームを提供しており、首都ジャカルタをはじめとした多くの地方公共団体や省庁、私企業との連携を通じ、インドネシアの各所で都市機能の向上に貢献しています。
KDDIは、本出資を通じて、Qlueが提供するスマートシティプラットフォームのソリューションと、KDDIが持つ東南アジアにおける顧客基盤や提供する総合ITソリューションとの相乗効果により、B2B、B2B2X、B2Gなどの領域におけるデジタルトランスフォーメーションを推進します。なお、QlueとPT KDDI INDONESIA (本社: ジャカルタ) はパートナー契約を既に締結しており、インドネシアを皮切りに東南アジア市場での事業共創を目指します。
KDDIは、"お客さまに一番身近に感じてもらえる会社"として、有望なスタートアップ企業への出資を通じたビジネス共創を促進し、お客さまやパートナー企業さまとともに、新しいビジネスモデルを創造していきます。
(参考)
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- ■PT Qlue Performa Indonesiaの概要
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- ■KDDI Open Innovation Fundについて
- KDDI Open Innovation Fundは、ベンチャー企業を広く支援するコーポレートベンチャーファンドです。現在活動している「KDDI Open Innovation Fund 3号」は、運用総額約200億円規模で、エンターテイメント、ホーム、IoT、ビッグデータ、フィンテックなどを注力分野としています。