KDDI Open Innovation Fund 3号、女性医療×AIで不妊治療の課題解決を目指すvivolaに出資
2022年8月2日
KDDI株式会社
KDDIは、有望なベンチャー企業との新たな事業共創を目的とした、「KDDI Open Innovation Fund 3号」(運営者: グローバル・ブレイン株式会社、以下 KOIF3号) を通じて、女性医療を支えるAIサービスを提供するvivola株式会社 (東京都渋谷区、代表取締役: 角田夕香里、以下vivola) に出資しました。
2021年の日本の出生数は81万人と過去最低を記録し、国内における少子化が加速している⼀方で、不妊治療により体外受精で生まれてくる子供の数は、6万人を超える時代になりました。一方で、依然として子供を産みたくても産めない不妊治療患者は50万⼈以上おり、治療方針がばらつく中、体系的に理解する事が難しく納得感のない治療⽣活を送っていることや、頻回な通院による通院負荷が高いこと、さらにそのような高負荷な状態が長期化することによる精神的、肉体的負担が課題になっています。
vivolaは、このような不妊治療患者を取り巻く課題に対し、データエビデンスのある情報提供やDXによる医療アクセス向上を図り、不妊治療データ分析アプリ「cocoromi」の提供などを通じて患者さま、医療機関さまの双方からの課題解決を試みています。
このたびの出資を通じて、KDDIの有するさまざまなアセットを提供することで、不妊治療データ分析アプリ「cocoromi」の認知拡大など、vivolaの事業成長を支援するとともに、女性医療の課題解決を通じてKDDIのSDGs「KDDI Sustainable Action」に掲げる「心をつなぐ~多様性の尊重~」が目指すダイバーシティ&インクルージョン社会の実現を推進します。
(参考)
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- ■vivola株式会社の概要
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- ■KDDI Open Innovation Fundについて
- KDDI Open Innovation Fundは、ベンチャー企業を広く支援するコーポレートベンチャーファンドです。現在活動している「KDDI Open Innovation Fund 3号」は、運用総額約200億円規模で、AI・IoT・データマーケティング・フィンテック・B2B SaaS・エンターテインメントなどを注力分野としています。