KDDI Open Innovation Fund 3号、自然言語理解AIソリューション提供のAllganize Holdingsに追加出資
2023年12月4日
KDDI株式会社
KDDIは2023年12月4日、有望なベンチャー企業との新たな事業共創を目的とした、「KDDI Open Innovation Fund 3号」(運営者:グローバル・ブレイン株式会社、以下 KOIF3号)を通じて、法人のお客さま向けに自然言語理解AIソリューションを提供するAllganize Holdings株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:Changsu Lee、以下 Allganize)に出資しました。なおAllganizeに対しては、シードラウンド(出資元 KOIF2号)、シリーズAラウンド(出資元 KOIF3号)に続き、4回目の出資となります。
Allganizeは、高いAIの技術を活用して、数多くのサービスの最適化や、ビジネスのワークフロー自動化、デジタルトランスフォーメーション(DX)などを支援しています。独自の自然言語理解AIにより、日常会話から固有表現まで、意味・意図を正確に理解すると共に、さまざまな業界に特化したAIモデルを提供しています。
また、より多くの企業がLLM(大規模言語モデル)を活用できるよう、ノーコードでLLMアプリ作成ができる「Alli LLM App Builder」や、必要なアプリを選択し迅速に業務適用が可能な「Alli LLM App Market」、各産業に特化した「sLLM(軽量化LLMモデル)」など、LLM関連サービスの提供を拡大しています。
本出資によりKDDIは、AllganizeのAI技術やLLMをKDDIのAI関連業務・プロジェクトで積極的に活用していきます。また、引き続きKDDIの支援体制を活用し、市場におけるAI活用の積極的な拡大を支援していきます。
KDDIは、“お客さまに一番身近に感じてもらえる会社”として、有望なスタートアップ企業への出資を通じたビジネス共創を促進し、お客さまやパートナー企業さまとともに、新しいビジネスモデルを創造していきます。
MUGENLABO Magazine
これからの企業経営に必須の生成AI・LLM活用をオールインワンLLMソリューションで支援 - Allganize Holdings
(参考)
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- ■Allganizeの概要
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- ■KDDI Open Innovation Fundについて
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KDDI Open Innovation Fundは、ベンチャー企業を広く支援するコーポレートベンチャーファンドです。現在活動している「KDDI Open Innovation Fund 3号」は、運用総額約200億円規模で、AI・IoT・データマーケティング・フィンテック・B2B SaaS・エンターテインメントなどを注力分野としています。