KDDI Open Innovation Fund 3号、完全自動運転車両の開発を行うチューリングに追加出資
2024年4月26日
KDDI株式会社
KDDIは2024年4月26日、有望なベンチャー企業との新たな事業共創を目的とした、「KDDI Open Innovation Fund 3号」(運営者:グローバル・ブレイン株式会社、以下 KOIF3号)を通じて、完全自動運転車両の開発に取り組むTuring株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:山本 一成、以下 チューリング)に出資しました。なお、チューリングに対しては、シードラウンド(出資元 KOIF3号)に続き、2回目の出資となります。
チューリングは、カメラから取得したデータのみでステアリング、ブレーキ、アクセルなど、運転に必要なすべての判断をAIが行うE2E(End-to-End)の自動運転開発に取り組むスタートアップです。
独自開発のマルチモーダル生成AI「Heron」を活用することで、走行データに存在しない状況でも倫理的に対応可能なシステムを構築し、レベル5の完全自動運転実現を目指しています。
本出資によりKDDIは、グローバル通信プラットフォーム通して培ったコネクティッド領域に関する知見や自動運転遠隔監視領域における5Gをはじめとする通信アセットを提供することで、チューリングの完全自動運転車両の国内外への普及を支援していきます。
KDDIは、“お客さまに一番身近に感じてもらえる会社”として、有望なスタートアップ企業への出資を通じたビジネス共創を促進し、お客さまやパートナー企業さまとともに、新しいビジネスモデルを創造していきます。
MUGENLABO Magazine
自動運転車両の開発と販売 - TURING
(参考)
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- ■Turing株式会社の概要
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- ■KDDI Open Innovation Fundについて
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KDDI Open Innovation Fundは、ベンチャー企業を広く支援するコーポレートベンチャーファンドです。現在活動している「KDDI Open Innovation Fund 3号」は、運用総額約300億円規模で、AI・IoT・データマーケティング・フィンテック・B2B SaaS・エンターテインメントなどを注力分野としています。