TIB CATAPULTの参画事業者に採択
~宇宙共創プログラムを通じたスタートアップと大企業の事業創出の支援を強化~
2024年9月20日
KDDI株式会社
KDDIは2024年9月20日、東京都の「グローバルイノベーションに挑戦するクラスター創成事業(通称TIB CATAPULT、以下「本事業」)」にて、宇宙共創プログラム「MUGENLABO UNIVERSE」を代表して、参画事業者に採択されたことをお知らせします。なお、東京都が本事業の参画事業者を採択するのは、今回が初めてとなります。
本事業はグローバルに成長するスタートアップを生み出すため、事業会社などが協働してスタートアップを強力に支援する「イノベーションクラスター」の取り組みをサポートする事業です(※1)。スタートアップと大企業による商用化を目指した実証実験に関する費用支援、他参画事業者との連携支援、東京都のイノベーションプラットフォーム「Tokyo Innovation Base」をベースにした支援などを通じて、大企業とスタートアップの連携を支援します。
2024年5月に開始した宇宙共創プログラム「MUGENLABO UNIVERSE」の立上げをはじめとした、KDDIのこれまでのスタートアップ支援や活動実績が評価され、このたび本事業の参画事業者に採択されました。
KDDIは今後、東京都と協定を締結し、MUGENLABO UNIVERSE運営に関して、東京都から資金面やネットワーク面など支援を受けることで、MUGENLABO UNIVERSEにおけるスタートアップ支援を強化していきます。
■本事業について
東京都の強みとなるインダストリーやテクノロジーの領域において、イノベーションを巻き起こすために組成された複数企業からなる「クラスター」と、東京都が協定を締結し、クラスター領域におけるスタートアップとの連携・協働を推進、イノベーション創出を目指します。
採択されたクラスターはそれぞれ、3カ年で20件以上の大企業などとスタートアップによる協働実績の創出を目指します。
■MUGENLABO UNIVERSEについて
<本プログラムの概要>
- MUGENLABO UNIVERSEは、宇宙事業に取り組むスタートアップ・異業種のスタートアップ・大企業・有識者が宇宙事業を共創し、宇宙技術を活用して地上の課題解決を目指すプログラムです。
- 宇宙空間を再現したデジタル空間や低軌道上などの多様な実証環境、宇宙領域の有識者によるメンタリング・ネットワーキング機会をスタートアップと大企業へ提供することで、企業が宇宙事業に挑戦しやすい環境を整備します。
- 2025年度に宇宙空間を再現したデジタル空間での実証、2027年度に低軌道衛星での実証を開始し、2030年度に宇宙を活用した事業創出を目指します。
■スタートアップ募集について
MUGENLABO UNIVERSEでは、スタートアップと大企業による事業創出を見据えた実証実験などを支援するべく、本プログラムの公式ページにてスタートアップを募集します。
<エントリー概要>