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宇宙共創プログラム「MUGENLABO UNIVERSE」を通じて支援、衛星画像の活用を拡げる画像処理ソフトウエア開発の取り組みを採択

2025年3月28日

KDDI株式会社

KDDIは2025年3月19日、株式会社ロジック・アンド・デザイン(本社:東京都新宿区、代表取締役:佐藤公明、以下 ロジック・アンド・デザイン)と日本テレビ放送網株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:福田博之、以下 日本テレビ)による、衛星画像の活用を拡げる画像処理ソフトウエア開発(以下 本取り組み)に対して、宇宙共創プログラム「新規ウィンドウが開きますMUGENLABO UNIVERSE」を通じて支援することを決定しました。

本取り組みメインビジュアル

本取り組みは、画像の高精度処理ソフトウエアを活用して、テレビ放送局における衛星画像の報道利用を目指します。KDDIは「MUGENLABO UNIVERSE」を通じて、販路拡大に向けた連携や事業化に対する経済的な支援などを実施します。

なお、KDDIは2024年9月、MUGENLABO UNIVERSEに参画する企業を代表して、東京都の「グローバルイノベーションに挑戦するクラスター創成事業(以下 TIB CATAPULT)」の参画事業者に採択されました(該当項目へジャンプします※1)。「MUGENLABO UNIVERSE」運営に関して、東京都からネットワーク面や資金面などの支援を受けながら、スタートアップの新規商材開発・事業成長に貢献します。

■本取り組みについて

ロジック・アンド・デザインは、「“より視える化”で、世界を変える。」をコンセプトに画像の鮮明化技術や復元高解像度化技術を用いた製品を多数展開しています。
本取り組みでは、ロジック・アンド・デザインが画像の鮮明化技術と復元高解像度化技術を組み合わせたソフトウエアを新たに開発します。本ソフトウエアを活用して衛星画像を高精細化し、報道に必要な情報の可視性の向上を検証します。これにより、被災地など現場撮影が困難なエリアにおける鮮明な画像を用いた報道を目指します。なお、本ソフトウエアの実用性を検証するため、日本テレビの報道現場にてテスト利用を実施します。今後、本取り組みにより開発した製品をリリースし、衛星画像利用のニーズを持つ企業への導入を目指します。

新規ウィンドウが開きますMUGENLABO UNIVERSEについて

  • MUGENLABO UNIVERSEは、スタートアップと大企業などによる宇宙事業の共創や、宇宙技術を活用した地上の課題解決を目指すプログラムです。
  • 多様な実証環境や企業間のマッチング機会の提供、宇宙領域の有識者によるナレッジシェアなど、企業が宇宙を活用した事業創出に挑戦しやすい環境を整備します。
  • 東京都の協定事業「TIB CATAPULT」を活用し、スタートアップの事業成長と企業価値向上に対する支援をより強化します。

<プログラムの概要>

■採択プロジェクトの受付について

MUGENLABO UNIVERSEでは、スタートアップと事業会社による事業創出を支援するため、随時スタートアップ・事業会社を募集しています。
詳しくは、新規ウィンドウが開きます本プログラムの公式ページをご覧ください。エントリーは以下のフォームからご応募いただけます。
新規ウィンドウが開きます宇宙共創プログラム MUGENLABO UNIVERSE エントリーフォーム

新規ウィンドウが開きますTIB CATAPULTについて

東京都の強みとなるインダストリーやテクノロジーの領域において、イノベーションを巻き起こすために組成された複数企業からなる「クラスター」と、東京都が協定を締結し、クラスター領域におけるスタートアップとの連携・協働を推進、イノベーション創出を目指します。
採択されたクラスターはそれぞれ、グローバルに成長するスタートアップ創出に向け、3カ年で20件以上の大企業などとスタートアップによる協働実績の創出を目指します。

TIB CATAPULT グローバルイノベーションに挑戦するクラスター創成事業