中堅中小企業向けプライベートクラウドの提供で連携
~ITコストを抑え、セキュリティが高い環境で各種サービスを利用可能~

株式会社大塚商会
KDDI株式会社

2010年1月18日

ソリューションプロバイダの株式会社大塚商会 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 大塚 裕司) とKDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区 代表取締役社長兼会長: 小野寺 正 以下、KDDI) は、プライベートクラウドの中堅中小企業向けの開拓で連携いたします。

本連携を基に大塚商会は、KDDIの基盤を利用した新しいサービスを販売し、平成22年5月31日より提供開始します。このサービスは、大塚商会がお客さまのITシステムやネットワーク管理などを総合的に支援する「たよれーるマネージドネットワークサービス (仮称)」の第一弾として提供します。

本サービスは、お客さまと大塚商会のデータセンター (統合監視センター) を閉域網で接続します。これにより、従業員が10人の企業でも1000人の企業と同レベルの高いセキュリティとITシステムの構築運用を可能にします。また、「統合監視センター」でお客さまが所有している機器やアプリケーション並びにシステムの運用、管理を行います。本サービスを利用することで、お客さまはITシステムの構築運用コスト削減を実現し、本業に専念することで、競争力向上をはかれます。

●1. 提供背景

昨今の企業におけるITシステムは、新たな技術、市場環境、法規制などにより常に変化し、対応が求められます。そのため、システム構築費用、運用・管理費用、人材教育費用などに大きなコストがかかります。解決策の一つとして、オープンな環境にあるクラウドサービスの利用が進んでいますが、セキュリティの観点から自社の重要な情報資源をオープンなネットワークを経由して利用することを敬遠する企業は少なくありません。また、中堅中小企業にとってはプライベートクラウドであっても、先進のITシステムに対応した運用管理者や機器を置く必要があり、大きな課題となっています。

●2. サービス概要

KDDIの新型ネットワークサービスKDDI Wide Area VirtualSwitch (KDDI WVS) (注1) をネットワーク・プラットフォームとし、お客さまと大塚商会のデータセンター (統合監視センター) を閉域網で接続します。これにより、インターネット上の外部脅威を大塚商会の統合監視センターで防ぎ、お客さまに安全なインターネット接続などのインフラ環境を提供するとともに、ASPや運用監視など様々なサービスを提供してまいります。

サービス概要図

図: サービス概要

提供メニュー

基本メニュー
月額提供予定: 19,800円 (税抜) ~

  • 安全なインターネット接続
    (回線・プロバイダ・Firewall・Webウイルス検知サービス)
  • セキュリティの高い複数拠点間の接続
  • 閉域網で安全に利用できるファイルキャビネット (10GB)

オプションメニュー

  • Webフィルタリング
  • アルファメール プレミア (電子メールサービスなど)
  • アルファオフィス ギガタイプ/メガタイプ (グループウェア)
  • 自社サーバのように利用できるセキュアなASP (注2)
  • お客さまのトラブルをすぐに検知、対応する運用、監視サービス (注2)
  • 企業のCO2排出削減を支援する、各種環境サービス (注2)

販売目標

初年度 1,500社

  • 注1) Wide Area Virtual Switchとは、従来の広域イーサネットやIP-VPN型サービスとは異なり、「広域仮想スイッチ」という新しい概念を国内通信事業者として初めて導入した新型ネットワークサービスのこと。
  • 注2) 順次リリース予定

●3. お客さまのご利用メリット

  • 当社がお客さまのシステム担当者となり、システムにかかる費用、運用・管理費用など負荷を3割軽減。
  • アプリケーションを必要な時に必要な分だけ利用することができる、システム投資の最適化。
  • 当社の一括管理により、お客さまのビジネス規模の変化に合わせて柔軟な契約数の調整が可能。

お客さま環境の変化

図: お客さま環境の変化

  • ※ ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。
    商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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