法人のお客さまのクライアントPCを一括管理できるSaaS型サービス「PCリモート管理サービス」に、クライアントPCを全自動かつリアルタイムに防御することが可能な新メニュー「ウイルス対策」を追加します。主な特長は以下の通りです。
(1) パターンファイルの更新やソフトウェアのバージョンアップを全自動で実行し、管理者やユーザの手間無くウイルス対策を強化できます。
(2) 同一LAN内であれば、更新したクライアントPCからウイルス定義ファイルをローカルでコピーするため、インターネット回線の使用帯域を大幅に軽減します。(注1)
(3) 管理者用ウェブポータルからクライアントPCのポリシー設定を行うことができ、統一化されたセキュリティポリシーでの運用が可能です。
(4) ユーザによるソフトウェアの設定変更やウイルス対策機能の停止を制限できるため、継続的なセキュリティ管理が可能です。
(5) 月額料金でご利用いただくSaaS型サービスのため、面倒なサーバの構築、運用やライセンス契約の更新処理も不要です。
(1) クライアントPC向け機能
1) リアルタイムウイルス対策
マルチスキャンエンジンを搭載し、ウェブ閲覧、メールの送受信やUSBメモリなどを経由してクライアントPCへ感染するウイルスやスパイウェアをリアルタイムに検知・駆除します。
2) 未知ウイルスへの対策
ウイルス定義ファイルでは検知できない未知の脅威 (ゼロディアタック) を、ヒューリスティック検索 (注2) や振る舞い監視機能等の検知手法によってウイルス感染を防御します。
3) ファイアウォール + 不正侵入防止機能
ネットワークからの接続要求を監視し、不正アクセスを遮断します。また、ポートスキャン (注3) やネットワークワームなどの疑わしいトラフィックを自動的にブロックします。
4) 迷惑メール対策
迷惑メールや個人情報を搾取する詐欺メール (フィッシングメール) 等を自動的に検知し、フィルタリングします。
5) ブラウザ保護機能
安全なウェブサイトと、ウイルスやスパイウェアに感染する危険性のあるウェブサイトを自動的に判別し、危険なウェブサイトへの接続をブロックします。
6) 全自動アップデート
ウイルス定義ファイルの更新だけでなく、ソフトウェアのバージョンアップを全自動で実行します。
(2) 管理者向け機能
1) ウイルス対策状況レポート
各クライアントPCのウイルス定義ファイルの更新状況、ウイルス検知・対処状況等を確認できます。
2) セキュリティポリシーの設定
ユーザによるウイルス対策ソフトウェアへの設定変更や機能停止の許可など、予め用意された7つのポリシー以外に管理者が個別にセキュリティポリシーを設定し、各クライアントPCへ配信できます。
3) 運用作業のリモート実行
クライアントPCの最新情報の収集、ウイルススキャンの実行、ファイアウォールポリシーの配信など、リモートからウイルス対策運用作業が実施できます。
項目 | 料金 (税込) |
---|---|
ウイルス対策 | 420円/台 |
2010年7月12日 (月)