取り組みたい11のこと
使い方によっては危険な目にあってしまうことも
あります。
子どものスマホ・ケータイの
管理責任は、購入した保護者にあります。
子どもが安全に正しくスマホ・ケータイを
利用できるように、
保護者として日頃より
どんな取り組みをすればよいでしょうか?
普段から、ネットやスマホ・ケータイに関する話題や報道を見聞きした時には、子どもと会話をしながら一緒に考える習慣をつけましょう。トラブルや困ったことが起きたとき、すぐに相談できる親子関係を築いておくことが解決の一番の近道です。使い始めの時期は、保護者がスマホ・ケータイを管理し、必要な時に子どもに貸し与えるのがおすすめです。
耳や目を傾ける
インターネットやスマホ・ケータイは驚くべきスピードで発展し、次々に登場する新たなサービスによる新たなトラブルも、決して少なくありません。保護者として、そういった情報に注意を払い、時には子どもたちから教わったりしながら、親子でネットやスマホ・ケータイについてのニュースに敏感でいるように心がけましょう。
何のためにスマホ・ケータイを持つのかを家族で話し合い、スマホ・ケータイの正しい使い方やマナー、思いやりの心を身につけることができる、各家庭に合ったルールを作りましょう。利用する時間や場所など、子どもに考えさせることが大切です。
18歳未満が使用する場合、出会い系、アダルト、自殺ほか、子どもに有害なサイトへのアクセスを制限する「フィルタリングサービス」へ必ず加入しましょう。フィルタリングは子どもたちを危険から守るためにあるということを、きちんと子どもに理解させるようにしましょう。
身につけさせる
身近な大人がお手本となって、子どもたちに正しい電話の応対方法を身につけさせましょう。
調整する
子どもたちの発達や特徴にあわせて、親子で話し合いながら適宜ルールを調整していきましょう。また、保護者同士や子ども同士で、それぞれの家庭のルールについて話し合うことで、家庭ごとにルールがあることを知り、互いの使い方を尊重することができるようになります。
把握する
スマホ・ケータイで何をしているか、どんな使い方をしているか、親子で気軽に話せるような関係を保ちましょう。
ウイルス対策をとる
子どもたちの成長に合わせてフィルタリング設定を見直し、ウィルス対策ソフト等を導入して、安全に利用できる力が身に付くまでの環境づくりをしましょう。
トラブルのサインに対応する
スマホ・ケータイやネットにおけるトラブルの被害を拡大・深刻化させないためには、できるだけ速やかに対応することが重要です。子どもたちの変化を察知したら、まずは冷静に口を挟まずに子どもの話を聞きましょう。状況が深刻な場合は、メールの保存や画面のスクリーンショットなどで証拠を残し、警察や専門機関に相談しましょう。
SNSなどを利用したコミュニケーションにのめり込むあまり、学習や生活に支障をきたしてしまう「つながり依存」が増えてきています。リアルなコミュニケーションの大切さや時間の大切さをきちんと理解させ、自分でコントロールできるような工夫をさせましょう。
ついて教えてもらう
アプリやコミュニケーションツールは、次々と新しいものが出てきます。子どもたちの間でいま何が人気なのか、どんな風に使うのかなどは、子どもに聞くのが一番です。教えてもらうことは子どもの成長を促すのにも有効です。